今年8月にスタートした年少さん英語クラス。毎週楽しそうにレッスンに参加してくれています。
只今、フォニックスの歌に出てくるキーワードを復習をたくさん入れながら学んでいます。たとえば、rabbit (初めの音/文字のrのキーワード)は、rabbitに変身して動いたり、体もたくさん動かしています。
アルファベット26文字=26個のキーワードを学び終えたら、キーワードの絵と文字が載った歌詞カードを使って、文字が持つ名前と音を学びます。(*英語をよめるようになるには、この音がとても大切!)
園児の耳が敏感なうちは、音を音としてとらえることができ、聞こえてきたとおりに真似をする能力に長けていますので、たくさん真似をしてもらいなら、音を覚えてもらいます。
今日の年中さんクラス、日本人が苦手なRrの音が上手にできていて感心しました。
何度も歌詞カードを目にしてもらったら、今度は、キーワードと文字を切り離し、文字だけてもわかるように。そこから今後は大文字だけ、小文字だけでもわかるように練習していきます。アルファベット一つ一つの音が言えるようにしていきます。これがきれいな英語の発音のために欠かせない段階です。→今年度の年中さんは今、この段階。
学校教育で、英語を学ぶときにはここまで丁寧には指導がない場合が多いです。
一つ一つの文字の音がわかったら、写真のように、真ん中に母音を入れ、3文字でできた言葉を作り、音の足し算を行っていきます。最初はゆっくりとb+o+x, 早めにb+o+x, 全部いっぺんにbox。
と練習していきます。あまりの発音の良さに、我ながらびっくり!な表情の子どもたち。
左の写真は、ワークブックに出てきた文章を単語単位にカードにし、並べたもの。(これが完成形)
子どもたちは、みんなで、ゆっくりと一つ一つの単語を読むところから始めます。読めた!単語カードをバラバラにし、先生が言った単語を見つけ、順番に並べていきます。(完成形の状態にする)。できあがったら、文章を読んでいきます。一つ一つの単語は読めたから、文章になっても読むことができます。
このように単語が集まって文章が出来上がっていることを知り、一見長く見える文章やフレーズも落ち着いて読んでいくと読むことができます。→今年度の年少さん、小1さんは今この段階。
さらに学習を続けていくと、その他のルールをどんどん学んでいき、読める言葉が増えていきます。小学生になると、ホワイトボードに文章を書いて説明することも増え、フォニックスのルールにあてはまらない言葉でも、何度も目にする中で読めるようになっていきます。
また、多読として自宅で絵本を読んでもらうようにしており、毎週読む習慣をつくることで、読める自信もついてきます。